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北朝鮮による拉致問題の「可視化」の意味に関する質問主意書
経過状況:答弁受理
質問
石破茂総理大臣は、国会答弁等において、北朝鮮による拉致問題の「可視化」という言葉を用いているが、その意味するところが明らかでなく、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の不安を呼んでいると考える。
石破総理の言う「可視化」とは具体的に何を意味するのか、明らかにされたい。
回答
御指摘の「国会答弁等」の指すところが必ずしも明らかではないが、例えば、令和七年二月十七日の衆議院予算委員会において、石破内閣総理大臣が「可視化」という文言を用いて答弁したのは、拉致問題を含む北朝鮮をめぐる諸懸案に対する国民の高い関心を保ち、理解を深めるために、拉致問題に関して北朝鮮側から我が国として納得できる説明が得られていない点を含め、こうした諸懸案に関する日朝間の主張の隔たりを適時適切に国民に明らかにすることが重要であるとの認識を述べたものである。