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対米開戦は誤った国策だったのか否か等に関する質問主意書
経過状況:答弁受理
平成十八年六月五日に私が提出した質問主意書に対し、以下のような答弁(内閣衆質一六四第三〇四号)を得た。
(質問)村山談話の「わが国は、遠くない過去の一時期、国策を誤り」とある部分の「国策を誤り」とは、具体的には、どのようなことを指すのか。誤った国策とは例えば、対米開戦は含むのか、否か。
(答弁)お尋ねの「国策を誤り」については、個々の行為に対する評価等をめぐり様々な議論があるところ、政府として、その原因を含め、具体的に断定することは適当でないと考える。
そこでお尋ねする。
質問1
現在でも内閣は、先の対米開戦について、村山談話にある、誤った国策であるのか否か、は判断できないという立場なのか。
回答(質問1 及び質問2 について)
御指摘の答弁書(平成十八年六月十三日内閣衆質一六四第三〇四号)でお示しした政府の考え方に変わりはなく、お尋ねの点を含め、個別具体的な歴史的出来事に関する評価については、歴史家の議論に委ねるべきと考えている。
質問2
内閣は、今後、先の対米開戦という国策は間違っていなかった、という見解を持つこともあり得るのか。
回答(質問1 及び質問2 について)
御指摘の答弁書(平成十八年六月十三日内閣衆質一六四第三〇四号)でお示しした政府の考え方に変わりはなく、お尋ねの点を含め、個別具体的な歴史的出来事に関する評価については、歴史家の議論に委ねるべきと考えている。
質問3
戦後八十年、石破内閣は先の昭和の戦争の総括をするつもりはあるのか否か。
回答(質問3 について)
お尋ねの「先の昭和の戦争の総括」の具体的に意味するところが明らかではなく、お答えすることは困難である。