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潜水艦修理契約に係る特別防衛監察に関する質問主意書
経過状況:答弁受理
令和六年四月、川崎重工業株式会社から防衛省への通報により、両者間の潜水艦修理契約に関し、同社と取引先企業との間に架空取引があったことや、架空取引で捻出した資金によって海上自衛隊員への金品・飲食の提供が行われていたこと等が判明した。これに対し、同年七月、木原防衛大臣(当時)の指示により、海上自衛官と契約の相手方との関係及び契約の適正性に関する特別防衛監察の実施が決定された。
これを踏まえ、次のとおり質問する。
質問1
現在も特別防衛監察は実施中であると承知しているが、その結果の公表はいつ頃を見込んでいるか示されたい。
回答(質問1 について)
御指摘の「潜水艦修理契約」に関する特別防衛監察(以下「監察」という。)の結果の公表については、調査を要する事項が多岐にわたること、また、監察の適正な実施を確保する観点から、一定の時間を要するため、現時点でその具体的な時期をお示しすることは困難である。
質問2
木原防衛大臣は、令和六年七月三十日の衆議院安全保障委員会で「中間的な報告については、監察の進捗状況等を踏まえて、今後その御提案については検討するものと思っております。」と述べた。その検討状況はどうなっているのか、中間報告を公表する予定はあるか伺いたい。
回答(質問2 について)
お尋ねの「中間報告を公表する予定」については、監察の進捗状況等を踏まえ、現在検討中である。
質問3
現在調査が進められているとはいえ、潜水艦修理契約における不適切な行為及び隊員の規律違反の疑いが生じていることについて、石破新内閣としてはどのように認識しているか伺いたい。
回答(質問3 について)
御指摘の「潜水艦修理契約における不適切な行為及び隊員の規律違反の疑い」については、現在、防衛省において、監察等を実施しているところであるが、国民の疑念を招く行いがあるならば、極めて遺憾である。今後、監察等の結果を踏まえ、厳正に対処していく考えである。